小学生・中学生による避難所設置訓練
12月7日、防災訓練が行われました
地震災害時避難所となる藤岡小学校を会場に、小・中学生を対象とした避難所設置訓練が実施されました
当日は天候にも恵まれ、暖かい日差しの中で訓練を行うことができました


5つのグループに分かれて体験型訓練
参加した児童・生徒は5つのグループに分かれ、避難所で使用するテントなどの設備を、5つのブースを回りながら順番に体験しました
各ブースでは、実際に器材を組み立てたり、片付けたりする作業を行い、避難所設置の流れを学びました
見て学ぶだけでなく、触れて動かすことで、非常時に必要となる行動を具体的に理解できる訓練となりました
煙体験で避難行動を学ぶ
煙体験では、訓練用の煙が充満したスモークハウスで、視界が悪い中での移動を体験しました
姿勢を低くして進むことや、落ち着いて行動する大切さを学びました


マンホールトイレ設置体験
マンホールトイレとは、下水道管路にあるマンホールの上にトイレを設置するものです
マンホールトイレの仕組みの説明をはじめに受け、マンホールの蓋を開けるところから始めました
カラーポールの先を切り、トイレに使う工夫も紹介されました


避難所を支える設備の見学・体験
体育館内では避難所テント、仮設トイレ用テント・仮設トイレ・段ボール間仕切り、ワンタッチ式避難所間仕切り・簡易ベッドを3つのブースで体験をしました
実際に組み立てたり、使い心地を確認したりすることで、避難所での生活を具体的にイメージする機会となりました
どのブースでも組み立てはスムーズでしたが、収納にとても苦労していました




地域を支える力として
藤岡自治会では、災害時に小・中学生の若い力が地域の大きな支えになると考えています
毎年同じ内容を繰り返し体験することで、非常時にも落ち着いて行動できる力につながります
今後も、地域全体で防災意識を高め、継続した取り組みを進めていきたいと思います
当日参加してくださった小・中学生の皆さん、ご協力いただいた地区長・防災委員の皆さん、ありがとうございました

