「高齢者の健康のための食事方法」

6月13日、藤岡ふじばかまが行われました

今回は甲賀病院の方々にお越しいただき、「食事と健康」をテーマにお話をしていただきました

まずは「平均寿命」と「健康寿命」の違いについて説明がありました

静岡県民は平均寿命は全国的に中位ですが、健康寿命は男女ともに全国1位とのことです

また、介護が必要になる原因の多くは「フレイル(虚弱)」であることも教えていただきました

そのため、フレイルを予防し、健康寿命を延ばすことが重要です

当日は参加者の皆さんも一緒に「フレイルチェック」を体験しました

たとえば、過去6ヶ月以内の体重減少や歩く速度の低下など、3項目以上当てはまると「フレイル」と判断されるそうです

フレイルの予防には「栄養のある食事」と「日々の運動」が欠かせません

食事では、毎日3食をバランスよく、特にたんぱく質を意識して摂ることが勧められました

量が食べられない場合でも、おかずを中心に工夫して摂取するのがポイントです

また、ビタミンD(きのこ類・日光浴)やカルシウム(乳製品)の摂取も、骨の健康に大切です

さらに、冷凍野菜や缶詰などの活用も紹介され、手軽に栄養をとる方法が共有されました

質疑応答では「こまめな水分補給」の大切さについて触れられ、コップ1杯の水をこまめに飲むことが推奨されました

最後には落合先生のご指導で、配布された冊子に掲載されている簡単な体操をみんなで実践しました

先生に教えていただいたので、家でも安心して取り組めそうです

甲賀病院の皆様、落合先生、ありがとうございました