「フレイル予防」

6月12日、「藤岡ふじばかま」が開催されました

今回は「フレイル予防」をテーマに、健康寿命をのばすためのお話しと、お家でも手軽にできる体操を、甲賀病院の皆様に教えていただきました

高齢化の現状や、心身の衰えを防ぐコツを学び、みんなで楽しく体を動かす充実の時間となりました

藤枝市の高齢化とフレイルの基本

まず、静岡県内の高齢化率(3人に1人が高齢者)と藤枝市の現状についてお話がありました

現在、藤枝市の高齢化率は県内19位とちょうど真ん中あたりですが、将来的には40%に達し、全国平均を上回ってしまうと予測されています

年齢を重ねることは避けられませんが、健康と要介護の中間段階である「フレイル」は防ぎ、回復することができます

フレイルには、体力が低下する「身体的フレイル」だけでなく、うつや対応力の低下を招く「心理的・認知的フレイル」、独居や支援者不在による「社会的フレイル」があり、これら3つの側面から総合的な対策が必要だと教えていただきました

セルフチェックと3つの柱

続いて、体重減少や握力低下、日頃の疲労感など5つの項目によるセルフチェックをみんなで行いました

フレイルは適切な対応で回復することができるのが特徴で、以下の3つが大切とのことでした

  • 社会参加をしている:地域のサロン(ふじばかまなど)やボランティア活動への参加は、家での運動以上に高い予防効果があり、社会とのつながりが重要
  • タンパク質を摂取する:お肉や魚などの動物性、豆腐などの植物性のタンパク質(男性60g、女性40g以上目標)をバランスよく摂ることが大切
    今回は、どちらの食事に多く含まれているかのクイズもあり、大いに盛り上がりました
  • 適度な運動:動かないことでさらに筋力が落ちる悪循環を防ぐため、少し息が弾むくらいの中程度の運動が必要

座ってできる体操

後半は、全員が椅子に座ったままで安全に行える日常生活に関連した運動を行いました

リラックス効果のある深呼吸から始まり、手首の運動や、薬の袋を開けるための指先の運動、お風呂をまたぐもも上げ、ズボンをはく前屈、つまずき防止のかかと上げなど、普段の動作を活かした運動に、皆さん真剣に取り組んでいました

健康で長生きするためだけでなく、買い物や趣味を続けられるよう、皆さん一生懸命でした

ご指導いただいた甲賀病院の皆様、本当にありがとうございました